死なない転職

死に場所を探さない

転活と面接とモー娘。

 早速三日坊主になってて笑っちゃった。やっぱり日記書くとか苦手だけどまあ、書けるときに書くと言うことで。 言いわけタイムです。

 皆さん元気ですか? 誰も見てないだろうけれど、でも私は言います。孤独なので。

 さて、最近は先週金曜と今日月曜に面接に行った。金曜とか緊張しすぎて前日不整脈みたいなの起こしてた。胸のあたりがきゅっきゅってなって、その後胸から顎?あたりがしばらくみぞみぞしてた。 みぞみぞって擬音何? と思うけどそれしか当てはまる言葉が思いつかない。みぞみぞ、みぞみぞ。自分の意思に反して動く身体は怖い。しゃっくりとか、右目の下の痙攣とか。それじゃあ呼吸とか心臓とか内臓系の動き全部そうじゃん! って話なんだけど、そうなんだよ、私はそれも怖い。止まれって思ったら止まってくれたら楽なのにね。そうもいかんから人間の身体 は上手く出来てるんだなと思う。知らんけど。

 閑話休題。約一年ぶりの面接ということでとにかくとにかく緊張した。とにかくネガティブな想像をたくさんした。私は臆病なんだ。 どうして一年未満で転職しようと思ったの? それで社会人生活やっていけるの? そんなんじゃどこいってもだめだよ。エトセトラエトセトラ。私の中の面接官(仮)がとにかく私を責め立てる。それに対して私はハイスミマセンソウデスネと死にそうになりながら答える。 もう嫌だどうしてこんな苦痛を味わう必要があるんだ。とか思いながら前日は寝た。あと生活がひっちゃかめっちゃかになっているの で単純に早起きするのが苦痛だった。

 結論から言うと、そんな怖い面接官は私の想像の中だけだった。今のところ。私を責め立てることは一切なかったし、ゆったりと話を聞いてくれた。穏やかで優しい人たちだった。私の運がとっても良いだけなのかもしれないけれど。一人の方は本当に嬉しい言葉を下さって 、その言葉をいただけて、私は転職活動を始めて良かったと思った 。あまりに嬉しいから内緒です。いや、 そこに受かったら書くかも……。

 私は今の職とは全く違う職種業種を受けているので未経験だと弱いかなと引け目に思っているけれど、会社によってはあえて新しい人を入れたい! と考えているところもあるのだと、実際動いてみて分かった。だからそんなに卑屈になる必要もないのかなと思った。今日は集団面接だったけど、 あんまり緊張しなかったし。集団って言ってもたった二人だったけど。でも転職の面接ってあんまり緊張しないし、うわ、とかも思わない。だって、隣にいる人とは経験も経歴も全く違うから。違うけれど会社が私と呼んだということは、全然引け目を感じる必要がないのだ。だって、立っている位置が違う。

 今までの新卒採用、何が原因で緊張していたのか、ようやく今更になって分かった。自分は隣の人より劣っていると思いがちだったからだ。 年も同じ、大学は違うけれど「大学」 という同じ機関には通っている、同じ髪型、同じような志望動機……。 同じものが多すぎる。そこで個性を出せれば勝ちでしょ! 上手く言えたら勝ちでしょ! と思うけれどそれが上手く出来ないから私は辛かったし、勝手に腐っていた。同じはずなのに、同じ四年間という期間なのに、 隣の人とは違いすぎる、そう打ちのめされていた。

 でも転職活動をして、私が開き直ったと思うのもあるかもしれないけれど、違っても全然気にならない。だって年も働いている期間も 違えばそりゃあ違って当然だ。それでも私を面接に呼んだと言うことは面接に呼ぼうと思った何かしらの思いがあるわけで、少しは採用しようかなという気持ちを持ってもらえたのだろう。そう思うと全然劣等感なんて感じないし感じる必要がない。あと若いから青臭いような志望動機を言っても許される(気がする)。だから私は、 結果論、というかなし崩し? かもしれないけれど、転職活動を始めてみて良かったなあと思った 。少なくともあの場所で死にたい死にたいと泣きわめき続けるよりも。

 

 

 ってこんな偉そうなこと書いたけど私、面接がとっても苦手で、苦手なくせに行ったら本番何とかなるんじゃない? って面接練習サボり続けてただめなやつなんだよね。新卒の時もほぼぶっつけだった気がする。いや、ちょっとは練習したけど。でも 隣に負けられないと思うと頭真っ白になっちゃって。

 それを防ぐために今回は台本を結構用意して、準備にもそこそこ時間をかけた。そもそも私があまり練習しなかったのってただの変な プライドで、「 面接は素のままの自分で勝負しなきゃダメに決まってっしょ!」っ て気持ちと「今でダメだし本番緊張するけど、でも次は大丈夫っしょ!」って謎の根拠を持ってたせいなんですよね。今考えてもダメだと思う。変なプライドは本当にダメ。結果は惨敗、 内定も現職の一社だけ。

 じゃあどうしてこう準備するようになったかって、道重さゆみさん のおかげなんですよね。道重さゆみさん。知ってますか? 前モーニング娘。の偉大なるリーダー、とってもとってもチャーミ ングでキュートな道重さゆみさん。そんな道重さゆみさんがリーダ ーになったとき、こんなことを言ってたんですよ。

「私はライブ前に円陣組むときとかもその場で上手く言うことが出 来ない。だから前日に考えてから行く。明日の段取りとか指示も、 全部考えてから現場に行く。最初はそれをどうして前のリーダーた ちみたいにその場で出来ないんだろうと思ってたけど、 でも自分はこういうタイプなんだ、と思ってから、 その事について考えるのをやめた。私は前日からちゃんと考える」

 って。すごくないですか。上のは要約だから少し違う部分もあるか もしれない(あったらごめんなさい)。でも道重さゆみさんは本当にこういうことを言っていたんですよ。何がすごいって、 自分はこういうタイプなんだって受け入れて、それを実行している ところがすごいですよね。どうして自分は出来ないんだって周りと比べて自分を卑下し続けない。自分のやり方を模索してすぐにそれを実行している。素晴らしい。自分は自分なんだと思える強さ。最初その話を聞いたとき本当に感動した。自分の怠惰を反省した。その結果良い感じになったから本当に、本当にありがとう道重さゆみさん。いつまでもかわいいでいてください。あなたのかわいいは光です。本当にありがとうございます。ソロも楽しみです。

 


 何の話だった? とにかく最後は道重さゆみさんフォーエバーで話を閉めようと思い ます。ラララのピピピ、いつ聴いても元気が出ます。面接の前にモー娘。の曲聴いてテンション上げてます。強い女の歌でいつも元気もらってます。ありがとうございます。